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創業社長の頭の中

創業社長に「事業計画書を見せてください」とお願いすると、大抵の社長は、「事業計画書は俺の頭の中に入っている」と答えます。聞いている方からすると、バカにされたような気すら覚えますが、実はこれでいいのです。事業計画が頭に入っていない社長は、会社の経営などできません。その時その時の判断が正しいから、これまで事業が継続してきているのです。
創業社長の実に60%が設立1年以内で倒産、80%が5年以内で倒産という現実を考えれば、ある程度の年数、売上規模を築いた社長は、やはり選ばれた能力を持つ人物と評価されるべきでしょう。

あなたは選ばれた経営者なのです。

そして、その能力こそが「どんぶり勘定」なのです。「どんぶり勘定」の詳しい定義付けは学術的にはなされていないかもしれませんが、一言で言えば「経営に関する判断基準を明文化していない」ということになるのかもしれません。その判断基準はすべて社長の頭の中にある、それが「どんぶり勘定」経営であり、逆に言えば、「どんぶり勘定」のできない社長は、決して経営者になり得ないのです。

放漫経営の代名詞とも言われる「どんぶり勘定」ですが、それは多くのケースが、ある程度会社が成長して、お金が自由に使えるようになった社長が、つい初心を忘れて社長業をおろそかにした結果であり、それまでの成功まで否定されるものではありません。

よく顧問税理士や会計士がしたり顔で、
「貴社の経営指標データをお持ちしました!これからご説明申し上げます!」
などと言うケースがありますが、余計なお世話です。そんなものに頼って判断するような社長は、決して成功する経営者にはなり得ません。
月次決算や年次決算の数値はすでに過去のものであり、そんな数字が出てきてから経営の舵取りをしているようでは、特に設立間もない会社では致命的です。その時その時に最善と思われる判断をして、その判断を積み重ねてきたから倒産せずに今まで会社が存続しているのです。
そして、当たり前ですが、その経営判断はあらゆる場面で必要となります。細かいところまで言えば、商売プロセスの「新規取引」「受注」「購買」「販売」「生産」「回収」すべてのプロセスで一つひとつ経営判断がなされ今に至るのです。そしてそれはすべて経営者の頭の中で「どんぶり勘定」された積み重ねなのです。

※本文は「成功した経営者の「次の戦略」―第2の利益を獲得する経営承継」(高橋 廣司 編著 日本経済新聞出版社)より抜粋しています。

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